ダイソーの完全ワイヤレスイヤホン「TWS-G273」が、税込1100円という衝撃価格で登場しました。
Bluetooth 5.3、USB Type-C充電、タッチセンサー搭載という高コスパなスペックを誇るこのイヤホンですが、果たしてその実力は?
また、前モデルからのこっそりと進化しており、変更点も・・・。
「安いけど実際に使えるの?」「1000円でどこまでのクオリティ?」そんな疑問に答えるべく、
音質、使い勝手、バッテリー性能、操作性などを詳しくレビューしていきます!
TWS-G273のスペックをチェック!前モデルとの違いは?

新型TWS-G273は、前モデルと比較してバッテリー持ちが大幅に向上しています。
パッケージのデザインは似ていますが、中身は確実に進化している模様ですね。
まずは、基本スペックがこちら。
項目 | TWS-G273(新モデル8797) | 旧モデル7528 |
---|---|---|
価格 | 1000円(税込1100円) | 1000円(税込1100円) |
Bluetooth | 5.3 | 5.0 |
コーデック | SBC(AAC対応の可能性あり) | SBC |
ドライバー | 8mm ダイナミックドライバー | 8mm ダイナミックドライバー |
再生時間 | イヤホン単体 約6時間 / ケース込み 約21時間 | イヤホン単体 約3時間 / ケース込み 約12時間 |
充電方式 | USB Type-C | USB Type-C |
充電時間 | イヤホン:約1時間 / 充電ケース:約1.5時間 | イヤホン:約1.5時間 / 充電ケース:約2時間 |
防水性能 | 非対応 | 非対応 |
マイク | 搭載(通話可能) | 搭載(通話可能) |
操作方法 | タッチセンサー | タッチセンサー |
音声アナウンス | 英語(デフォルト) | 日本語 |
初期音量 | 大きめ | 普通 |
進化ポイントまとめ!
- 再生時間が約2倍に増加!(最大21時間 → 旧モデル12時間)
- 音質の向上!
- Bluetooth 5.3で接続の安定性が向上!
- 音声アナウンスが日本語 → 英語に変更!
1000円とは思えないスペックをたたき出し、より使いやすく進化しています!
TWS-G273の音質レビュー!安いけど満足できる?

1000円イヤホンとしては驚くほどバランスの取れた音質。
ただし、やはり「高価格帯のイヤホンと比べると差はある」ので、完璧を求めると不満も出てくると思います。
① 低音
低音は控えめで、ズンズン響くような迫力は感じにくい。
特にEDMやヒップホップのような重低音を求める人には物足りないかもしれません。
ただし、低音がボワつかず、全体のバランスは良いのでJ-POPやアコースティック系とは比較的に相性はいい感じはします。
② 中音域
ボーカルや楽器の音は意外とクリア。
ボーカルが前に出る印象があり、歌ものの楽曲を聴くにはぴったり。
③ 高音域
高音は刺さる感じもなく、滑らかな印象。
解像度はそれほど高くないため、細かい音の表現力には欠けるものの、聴きやすさとしては十分かな・・・という感じです。
④ 音の遅延
動画視聴ではわずかに遅延を感じるが、会話のズレが気になるほどではない。
ただし、FPSなどのゲーム用途にはちょっと不向きに思います。
⑤ 通話音質
マイク音質は「普通」で、静かな場所では問題なく通話可能。
ただし、騒がしい場所では声がこもる傾向があるため、通話メインで使うには向かない。
TWS-G273の操作性&使い勝手レビュー

① タッチセンサーの感度が高め!
タッチセンサー操作はスムーズで、耳に装着したまま簡単に操作可能。
しかし、タッチの感度が高すぎて、誤操作が発生しやすい点には注意が必要。
② 接続の安定性は向上
Bluetooth5.3のおかげで接続は比較的安定。
ただし、人混みや電波干渉が強い場所では音が途切れることもあるため、その点は過度な期待は禁物かもしれませんね。
③ バッテリー持ちが優秀!
これは大幅な変更点ですね。イヤホン単体で約6時間再生可能、充電ケース込みで最大21時間使用可能。
1000円イヤホンでこのバッテリー性能は驚異的!
TWS-G273のメリット・デメリット
メリット
- 1000円でここまでのスペックは破格!
- Bluetooth 5.3搭載で接続安定性が向上
- 音質向上!
- バッテリー持ちが最大21時間と大幅向上
- ボーカルがクリアでJ-POPやアコースティック系に強い
デメリット
- 防水非対応のため、汗や雨に弱い
- 低音がやや弱めで重低音好きには不向き
- タッチセンサーの感度が高すぎて誤操作しやすい
- 初期音量が大きいため、最初に音量調整が必要
終わりに・・・
ダイソーのワイヤレスイヤホンTWS-G273は、1000円という価格でここまでの機能を詰め込んだ驚異のワイヤレスイヤホン。
「安くてそこそこ使えるイヤホンが欲しい!」という人には、間違いなくおすすめ。
特に、通勤・通学時の音楽視聴や動画鑑賞には十分な性能を持っています。
ただし、ゲーム用途や通話の音質を重視する人にはやや不向きなので、その点だけは注意が必要ですね。
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